丸山 浩明 (まるやま ひろあき) 家具職人
▼作業風景 スタッキングチェア https://www.youtube.com/watch?v=4KsgOJz_umY&t=6s ▼経歴 1965年 長野県生まれ。 飛騨高山で木工を学ぶ。森林たくみ塾 青年海外協力隊の隊員としてアフリカのマラウイ共和国に赴任し木工を教える。 東京都内の家具製作会社に勤務の傍ら、木工作家に師事する。 2001年独立し、「家具工房 蒼(そう)」を開く。 ▼個展・共同展など 2011年日本クラフトデザイン協会台湾展に展示参加。 2013、2015年韓国清洲国際工芸ビエンナーレに展示参加。 2014年日本クラフトデザイン協会フランス展に展示参加。 東京都国立市「ギャラリーゆりの木」にて個展多数。 東京都国立市「ギャラリー アートスペース88」にて個展、二人展多数。 東京都銀座「ギャラリーおかりや」にて個展多数。 石川県金沢市「ギャラリー颯」にて個展多数。 長野県長野市「ガレリア表参道」にて共同展多数。 新潟県新潟市「医学町画廊」にて個展多数。 日本橋三越、松山三越、名古屋高島屋、吉祥寺東急、 長野東急などで共同展。 ▼ 公募展など スペイン、クロアチア、フィンランドなどの美術展に入選 日本・フランス現代美術世界展に入選多数 第230回フランス「ル・サロン」に入選 「日本伝統工芸展」入選多数 第63回日本伝統工芸展 『日本工芸会総裁賞』 を受賞 第81・83・85・86回 「国展」入選 第52回「東日本伝統工芸展」入選 第47・48回 「日本クラフト展」入選 第49回 「日本現代工芸美術展」入選 第2・3回 「暮らしの中の木の椅子展」入選 テレビ東京「テレビチャンピオン2家具職人選手権」準優勝 →映像を見る テレビ信州「夕方ゲット!」出演→映像を見る ■日本工芸会正会員 ■森林インストラクター長野会会員 |
▼ 「家具工房 蒼」が目指す仕事 家具工房 蒼はいろいろな種類の木を使い、伝統的な『枘組み』(ほぞぐみ)の良さを大切にして、長く使える家具を造ります。 技術的には『枘組み』や鉋などの「手工具」のしっかりした仕事を基礎にしつつ、 従来の枠にとらわれない新しいデザインや面白い作品に挑戦してゆきます。 木の性質が解かり、強度的・デザイン的にも優れている、そんな「良い物」を造り続けるのが目標です。 ちなみに、塗装方法は身体に優しい植物性の油・ワックスを使うのがほとんどです。 しかし、水に濡れる事が多い場合は、「木固め」という塗料も使います。 ●「蒼(そう)」の由来 「蒼」という漢字は、色でいうと「木の葉の色」を示しています。 昔は「緑色」のことを「あお」と呼びました。 また「蒼」には「木が茂る」という意味があります。 木々が盛んに茂っている様を「鬱蒼(うっそう)」といいますよね。 家具工房 蒼 は「木々が青々と茂り、森が育つ」ことを目標にしています。 数年使ってすぐに飽きてしまったり、壊れてしまう家具でなく、 木を大事に使い、伝統の技術と新しい技術を駆使し、 何十年も何百年もお客様に使って頂く事を目指としています。 ●作家としての思い 私は木の板の持っている、色や匂いや風合いも好きですが、立って伸び伸びと生きている木も大好きです。 そんな木を使って家具を手作りするからには、それなりの意味があります。 元は生き物であった「木」であるからこそ、「木(無垢板)」の家具は懐かしく、そして安心できるのです。無垢家具 職人としてはお客様に無垢の家具を気に入って頂き、長く使って頂く事が第一の目標です。 そしてその結果、できるだけ無駄な木を切らず森を守ってゆけるのが第二の目標です。 私は、愛すべき立ち木と板が、末永く人間といい関係が続けられるように、自分の仕事に精進するばかりです。 |